水銀燈の日記、続き
〜続き〜
だいぶこの生活にも慣れてきたと思う。めぐのおかげか真紅を見ても嫉妬とか考えなくなった。ショック療法という奴だろうか。ああ、それよりも真紅の生活をみて嫉妬とか考えなくなったというほうが正しいかもしれない。真実を見たというかなんというか。

〜カットカット〜

今日、真紅が私の作った料理をおいしいといった。めぐにも料理なんて作ったことがなかったので妙な気分になった。
今日も真紅は家でだらだらしていた。こんなことでいいのかとも思うが、仕方がないことだ。
真紅はこの生活を望んで手に入れたのだろうか。
ああ、この日記真紅のことばかり書いてある。これだから仕事中心の生活は。でも、毎日が充実しているなとも思う。

〜カットカットカットカットカット〜

今日は真紅が・・・。
真紅の日記は・・・。
お願い、真紅、止らないで。私をおいていかないで。もう一人は嫌だ。


ここで終っています。